51 | 人身事故の事情聴取 | 加納 | 誘拐事件の捜査が終了し、加納は久瀬に指示されるまま人身事故の取り調べにまわった。 しかし、ここで諦めるわけにはいかない。事件はまだ何も解決していないのだ。 出頭してきたタクシー運転手と乗客とは、他ならぬ君塚と御法川である。 二人が事故を起こさず、出頭してくることもなければ、 久瀬の言葉も違ったものになっていただろう。 |
52 | 建野に会いに行けず…… | 加納 | 南平台に向かって走っていた加納は、タリクの仲間たちの攻撃を受け、意識を失ってしまう。 外国人たちは、意図して加納を襲ったわけではない。 ある人物が偶然にも彼らを南平台まで誘導してしまい、 その結果として加納に災難が降りかかったのである。 |
53 | マリアと建野を見失う | 加納 | サウスビルの向かいのビルの屋上に、飛び降り自殺を図る男(御法川)の姿を目撃した加納。 放っておくわけにもいかず、慌てて説得しに行くが、 そのおかげで建野とマリアを見失ってしまう。 御法川がビルの屋上に姿を現さなければ、加納も余計なことをせずに済んだに違いない。 |
54 | 桐生の急襲 | 亜智 | 突然現れた桐生に角材でメッタ打ちにされた亜智。 じつは桐生、亜智に会う直前に、ある人物に出会っている。 その人物が桐生に何を言うかによって、桐生の行動が変化する。 桐生が道玄坂の亜智たちがいる場所へ来るか来ないかは、 その人物の一言にかかっている。 |
55 | タクシーにはねられる | 亜智 | KOKのメンバーを追いかけている最中、亜智はタクシーにはねられてしまう。 KOKの荒れように、元リーダーとしては黙ってはいられないところではあるが…。 ここは、今のリーダーである進に事情を聞いておこう。 |
56 | 杖の男に連れられて…… | マリア | 目隠しを外された途端に目にしたのは、向かいのビルの御法川の姿だった。 飛び降り自殺と勘違いした加納が慌てて向かいのビルに行き、 そのすきに建野はマリアを連れて姿をくらます。 要するに、御法川が紛らわしいマネをしなければいい。 |
57 | 放置 | 御法川 | 突然やってきた男(加納)に手錠で繋がれた挙句、放置されてしまった御法川。 どうやら加納の目には、御法川が飛び降り自殺をしようとしているように映ったようである。 思い詰めた御法川の表情を見れば、そう思うのも仕方がない。 今は過去を思い返している場合ではなさそうだ。 |
58 | メッタ打ち | 御法川 | 血気盛んな男に角材でメッタ打ちにされ、病院送りとなった御法川。 この男には、あまり挑発的な発言はしないほうがいいかもしれない。 |
59 | 警察へ出頭 | 御法川 | 御法川の乗ったタクシーが、突然飛び出してきた男(亜智)をはねてしまい、 御法川たちは警察に出頭することに……。 なぜ男は飛び出してきたのだろう? 亜智の行動を追っていけば、その原因がわかるはずだ。 |
60 | 研究所で拘束される | 御法川 | 御法川は大沢賢治とともに研究所へ向かった。 しかし、研究所に待ち構えていた警備員たちに二人とも捕まってしまう。 所長である大沢ですら研究所に入れないとなれば、研究所に来るのは意味がなさそうだ。 大沢が研究所に行かないよう、彼の行動を変えてみよう。 |
61 | 海の男になる | 御法川 | 頭山の借金を肩代わりして、御法川は海の男に転身した。 しかし、爆発事故で死んだ男というのは、本当に頭山だったのだろうか? 爆発で死んだ男の身元がはっきりしていれば、御法川の運命も変わっていたかもしれない。 |
62 | 花が捕まる | 御法川 | 突然やってきた花が、借金取りに捕まってしまった。 助けようとした御法川も、瀬川の跳び蹴りで昏倒してしまう。 じつは花、さっきまで警察署の前にいた。 爆発で死んだのが自分の父親だと警察に言うべきか迷っていたのだ。 そんな花を、ヘブン出版へ送ってくれた人物がいる。 その誰かが花をヘブン出版に連れてこないようにすれば……。 |
63 | 牧野の妨害 | 大沢 | 抗ウイルス剤を持ち出そうと決意した大沢は、研究所へ向かう途中、御法川実と出会う。 そして二人で研究所に行くが、そこで警備員たちに捕まってしまった。 どうやら大沢が研究所に入るのは無理のようだ。別の選択肢をするしかない。 |